第7回デレマス総選挙
スマートフォンアプリのアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージをそこそこやっていて、そこそこ課金している。総勢183名の美少女が登場するアイドルリズムゲームである。源流はモバマスとも呼ばれるいわゆるポチゲーで、リズムゲームの方はデレステの略称で親しまれている。
モバマスでは毎年「総選挙」なるお祭りをやっていて、ユーザ投票によってその総勢183名の中からトップに輝くシンデレラガールズを選出し、さらに上位キャラクターには楽曲が与えられる。現状、183名全員にCVがついているわけではないため、上位にランクインさせることで楽曲の歌唱権を得る=CVを得る、という機会でもある。
具体的にどのようにしてユーザが投票権を得るのかというと、課金したりゲーム内のノルマ(ログインボーナスやイベントノルマ)達成によりアイテムとして「投票券」を手に入れることができるので、それから任意のアイドルに任意の票数投票することができるのである。
今年の総選挙は「モバマス」「デレステ」の合同での開催となった。私はデレステはサービスローンチ時からずっとプレイしているので(毎日やっているわけではないが)、これを機に総選挙に参加することにした。好きなアイドルがいるからである。そういうのを、アイドルマスターの世界では「担当アイドル」と言う向きがある。というのもアイマスをプレイするユーザの視点は「アイドルをプロデュースするプロデューサー」であり、基本的には自分の事務所のアイドルを育てていく……というようなコンセプトであるからだ。ということで、自分が好きなアイドルは、自分が育成していく「担当アイドル」という風に己の中で設定するのが一般的である。それでいうと、私にとっての担当アイドルは「及川雫」になる。とても心根が優しくて、美形なので、初めて彼女と出会った時からずっと好きなのである。
今回デレステの総選挙では、選挙期間に開催されるイベントのノルマやログインボーナスによって無償で手に入れることのできる95枚の投票券と、課金することで手に入れることができる500枚の投票券があった。500枚の投票券を得るためには、約15万円の課金が必要になる。なので、そのようにしました。
総選挙の結果は上位50名のみ発表されるようになっている。彼女はその中に名を連ねることはできなかった。
彼女に課金したことに対しては特に後悔はない。だって、好きだから。今の所は。もし後悔があるとすれば、モバマスの方も選挙期間だけでもいいからプレイして、そっちでも投票すればよかったということくらいだ。
いろいろな二次元コンテンツのキャラクターは、コンテンツが続けば続くほど整合性がとれなくなったりキャラクター性の改変・改悪などが起きてしまいがちであるが、彼女は、私の担当アイドル及川雫は、今の所はそうではない。ずっと優しくて、芯があって、強くて、笑顔のかわいい16歳の女の子。彼女が彼女であり続けられるように、私の心が続く限り、応援してあげたいと思っている。