FPS ってすっごく楽しい──CoD:MW2 と CoD:WW2 のキャンペーン


アドベントカレンダー

こんにちは、fymartymです。今年触ったゲーム Advent Calendar 2020 の……え? もう 4 日目? 2 日目と 3 日目に二つのタイトルについて分けて書こうと思っていたんですが到底無理な芸当でした。

CoD と私

CoD はスマホアプリのモバイルでデビューし、その後 MW2019 のキャンペーンを酔ったり死にまくったりしたので投げ、でもなぜか頑張ってクリアしたらやけにマルチにハマってしまったというような経緯があります。その辺の話は去年の日記のどこかにあるんですが、アドベントカレンダーの最終日に MW2019 の感想を書くのでその時に思う存分発露しようかと思います。
とにかく MW2019 に理解できないくらいハマってしまった私は、MW2019 のゲーム内ストアから MW2 のリマスター(と、MW2019 のゲーム内で使えるアイテム諸々とのセットのバンドル)を購入し、そして 6 月には WW2 を PS Plus のフリプ(Z 指定のゲームなのでおま国クレカ決済価格の 100 円)で購入しました!

人気なキャラがいると噂の CoD:MW2

CoD:MW2 キャンペーンリマスター、別に正直興味はなかったんですが、MW2019 にもオペレーターとして登場する「ゴースト」とか、キャンペーンモードで登場する「プライス大尉」とか、その辺のバックグラウンドが描かれているっぽいのがMW2なので、うーんまぁアイテムもついてくるし買ってみるのもいいかな、という感じで買いました。
キャンペーンってなんやねんって話なのですが、CoD のいわゆるストーリーモードみたいなやつです。基本的に CoD ってインターネットに繋いでマルチプレイするゲームってイメージが強い(と私は思う)んですが、映画みたいな軍事ストーリーを楽しむコンテンツも用意されていて、それが「キャンペーン」という風に名付けられています。で、今回買った MW2 のリマスターは「CAMPAIGN REMASTERED」という風に冠されているということで、マルチ部分を抜いてキャンペーンのみを搭載したお値打ち価格のタイトルになっています。リマスターなので多分オリジナルといろいろ違うところがあって、グラフィックが向上してたりとか、あと翻訳にもアップデートが入ったらしいです。私は元を知らないので、知らんのですが。
んで、「MW」ってなんなの? ムウ? と思うところですが、これはモダンウォーフェアの略で、要するに現代戦争を題材にしています。なんかこう、英米バーサス露、みたいな。でも現代で露骨にロシアを悪者にしてアメリカマンセーするわけにもいかんでしょうから、なんかロシアの中にも特別に過激なやつがいて……みたいなそんな感じ(雑)。 ツイート遡ると、5 月末ごろに買ってたみたいですが、その後 8 月にこいつもフリプに来てしまうのであった。まあ別にいいけど。


プレイしてみた感想ですが、ストーリーの面では、なんていうか MW シリーズはナンバリングがあるのでその順番でやっていかないといまいち感情が乗ってこないのかもなーという感じでした。難易度的には、やたら死ぬところもあってコツが掴みにくい感じ。スノーモービルの操作とかムズくてブチ切れそうだった。
キャラクターは、ゴーストは人気キャラなだけあってなんかイケてる感じが満載だった。有能感があって、どことなくチャーミングで、人気出るのもわかるなぁという感じ。顔見えないけど。ゴーストを主人公にしたコミック版なんていうものもあるらしく(英語のみ)、そこでは色々な闇を背負いまくっているとのことで、薄い本が厚くなるな……という様相を醸しています。でも個人的には、ゴーストたちのいる TF141 よりアメリカレンジャーの方が好きですね。陽気な感じが。
オプションでは英語音声選べなかったんですが、PS の本体の設定で音声を英語にすると英語音声で遊べるらしい(未検証)。


これがフリプ(100円)で遊べていいんすか! CoD:WW2

さて、CoD:WW2 なのですが、このゲームのアイコンがあまり好みじゃなかったんで、プレイ前の期待値は全然高くなかったんですけど……やってみたら……キャンペーンが最高すぎて優勝しました!
こっちは WW2 ということで、字面の通り第二次世界大戦が題材になってますね。ノルマンディー上陸作戦からライン川の戦いまで、アメリカ陸軍の一兵士の視点で体験するストーリーです。歴史的に見ればほとんど連合の勝ち確モードみたいなところからかもしれないですが、それでもストーリー中は緊張感の連続です。



MW2 リマスターと違ってこっちはフルプライスのタイトルがそのままフリプにきていたので、キャンペーンだけでなくマルチと、ナチゾンビというPvEみたいなモードで遊べるようになってました。マルチはちょこっとだけ遊びましたがログボみたいなものとか収集・やりこみ要素が盛り沢山でしたし、WW2 が舞台のゲームが好きなプレイヤーがおそらくたくさんいるので、発売からだいぶ経っていても問題なくマッチングする感じでしたね。ゾンビはやらなかったので不明。

ヒロイン、ザスマンという男

まあ何がよかったって、キャンペーンのストーリーがほんとによくてね。もうこれ映画。fymartym の下手くそな操作がむしろ邪魔。なんていうか、このゲームのヒロインはザスマンっていうんですけど、ストーリー中終始本当に最高の人間すぎて「守りたい、この男(ヒロイン)」という気持ちにさせられます。主人公にこんなに感情移入できることがあるだろうか!? こんなにヒロインが完全無欠なゲームってほかにあるだろうか!?
どんなに言葉で表しても正確に伝えられる気がしないので絶対にプレイして欲しいんですが、ザスマンは「主人公の相棒的存在」、「軽妙洒脱」、「性根が優しい」、「回復キャラ(メタ)」などなど色々と盛られつつも嫌いになる要素がない奇跡のキャラクターデザインです。モデルとなっているジョナサン・タッカーの見た目がまたマッチしている。

悪夢にうなされる主人公のダニエルズとそれを気遣うザスマン。

ヒロインお約束ムーブであるところの拉致られ

まあ、映画のような出来でプレイがむしろ邪魔になる、とは言ったものの、前述の通りザスマンが最高すぎるので、ゲームをプレイするにつれて主人公への感情移入がマッハです。そしてヒロインお約束のイベント(?)として、ザスマンがさらわれてしまうという一幕があるんですが、それを追いかけるときはムービーだけでなく自分のプレイングが含まれます。ここ、最高の盛り上がりですよ。というか、ヒロインって書き振り、ふざけて言ってる節があるように見えるかもしれないんですが、このシーンでマジでザスマンがヒロインであることが決定的になったと思います。本当に。

ザスマンかっこいいよザスマン。

ザスマンの何がいいって、主人公がいないところでも素晴らしい人間性を発揮してるところ。これで惚れないわけないんだよなあ!

好きなものにはお布施しよう

それでまあ英語も読めないのに資料集兼攻略本みたいなの買った。ダニエルズとザスマンのエモいプロフィール情報が掲載されているのでおすすめです! でもこの攻略本に沿ってメメント収集(キャンペーンのマップのいろんなとこにアイテムが落ちていて、いわゆる収集要素)しようとしてもさっぱりわかんないことが多かったので、攻略本としては微妙でしたね。英語が読めないからというより、マップの具体的などの位置に置いてあるみたいな印や画像がないのが辛い。まあ今時は攻略動画で情報収集するのが前提みたいになっているから、こういう本は雰囲気重視の方がいいのかな。

ヒロイン以外の感想は?

キャンペーンでは潜入ミッションとか、あとは逃げ回るミッションみたいなのがあってステルス操作を強いられる場面があるんですが、これは普通にストレスでしたね。3 回ミスったら敵兵が減るとかそういう感じにしてほしいと思いました。   
あとは、アメリカが主役側の戦争モノって、まあアメリカによる勧善懲悪、って感じになるのが常だと思うんですが、そういう感じです。でもそこに思いを馳せるまでもなく、ザスマンというヒロインを護る物語として楽しめるのでおすすめです。

おわりに

WW2 のこの音楽が最高なんですが、ゲームをやるとこの気持ちがすごくわかるんじゃないかなと思います:

CoD:MW2 や CoD:WW2 を楽しむのにあたって、インターネットで他の人のブログを読んで楽しんだりもしたのでそれをリンクしておきます: