インディゲームは物足りない夜のお供


アドベントカレンダー

こんにちは、fymartym です。無性にゲームしたいけど重たいタイトルやる元気はない、でも基本無料スマホゲーをこれ以上抱えるわけにはいかない……そういうことってありますよね。そんなときはインディーゲーを遊ぶに限る。ということで、今年触ったゲーム Advent Calendar 2020 の 13 日目の日記として 2 つのインディゲータイトルを紹介します。
インディゲーはまあ、大規模商業タイトルほどボリュームがあるわけじゃないので、紹介したら面白さも半減な気がするんですが。

無限に時間が溶けるチャイニーズペアレンツ

生半可な気持ちでチャイニーズペアレンツをやってはいけません、なぜならこれは人生なので。人生なので、当たり前のように時間が溶けます。ひとつの人生をゴールしたとき、「なんだこの人生……なんだこの人生」となること請け合い。
ゲームシステムはほんとくだらない感じで、虚無スマホゲーと何が違うんや……という感じではあるんだが、でもなぜか真剣・必死になってしまう自分がいる。なぜならこれが人生だから。
具体的には赤子として生まれてから大学に入学するまでの人生を頑張るゲームなのですが、将来自分がどんな人間になりたいのかを夢想しながら様々な技能を身に付けつつ、小中高の試験を失敗しないように学習にも力を入れつつ、ストレスコントロールのために交際などの遊びもしつつ……と割と忙しない感じです。
大学入学後は人生が瞬く間に過ぎていき、結婚して子を設けてしまいます。そして生まれた子の人生をまたプレイしていく……という流れ。何周かしたんですが、男の子に生まれると若干ハードモードな気がする。女の子とデートするときに金払わないといけないのが結構財布に効いてくる。


そしてイラストのクオリティ差が謎。

街を支配するメディア、ヘッドライナー:ノヴィニュース

どんなゲームなのかはヘッドライナー:ノヴィニュース公式サイトにすべてあらすじが書いてあるのでその通りなのだが、ニュースメディアの編集長として記事の掲載可否を決めて世論を操るゲームです。それだけ聞くとワクワクやんって感じなのですが、暗い情勢の中、こっちの弱者を救うとあっちの弱者はこぼれてしまう、みたいな苦しい葛藤と病魔に蝕まれていく街や人々にストレスが溜まること間違いなし。


初プレイでは同僚と恋仲になり、兄はコメディアンとして成功して旅立ち、外からやってきたデカい商業施設は暴動で焼き払われ、地元のスーパーはそのまま続いていきました。しかし、いい加減なものを掲載しまくったため、解雇されました。初見にしてはそんなに悪くない感じのような。
兄のジャスティンのコメディアン人生を失敗させることもできるんですが、あまりにも惨めで「ごめん……」となります。